孫にやる予定が私のコレクションになった、マクドナルドハッピーセットのおもちゃ
0系新幹線はシークレットアイテムだそうな。。。
私の世代では東京オリンピックというと1964年ですが、そのオリンピックにあわせて東海道新幹線が開業してこの10月1日で60周年になります。開業時の私は電車好きの小学生で、もちろん「夢の超特急」に心躍らせていた訳ですが、自分自身の歴史がこの60年よりもっと長いと思うと、今更ですが年齢を感じてしまいますね。
JR東海の60周年を記念サイトをはじめ、テレビ番組、イベント、グッズなど賑やかに展開していますが、このブログでも湖西線50周年と同様に、手持ちの記念グッズなどをひっくり返して「新幹線開業〇〇周年」アイテムを少し探してみました。

新幹線開通記念10円切手
前述の様に開業当時は小学生でしたし、まあ60年も先になって当時同様に電車好きのまま爺さんになっている・・・とは想像もしていなかったので、コレクションの様なものは無いのですが、唯一この切手が手元にありました。経緯もよく覚えてはいませんが、自分で買ったというより、おそらく親が買ってくれてそれを大事に残していたということだと思いますが、齢70になって改めて知る親の恩というところでしょうか。合掌。

10周年記念は傾けると2つの絵が見える立体ハガキ
10周年(1974年)ともなると私も立派な?電車好きの学生になっていて、当時は父親が東京に単身赴任していたこともあって、時々新幹線に乗る機会があり、開業10周年グッズを入手しています。ただ、この立体ハガキの入った封筒には値段も何も書いていないので乗車時に買ったものなのか、はたまた国鉄が気前よくくれた物なのか判然としません。

記念立体ハガキセットの中の15周年記念ハガキ 傾けると64と79が見える
15周年当時(1979年)は私はサラリーマン駆け出しで(いやー私にだってフレッシュマン〈これも死語か〉なんて言われていた頃があったのですよ)、この記念立体ハガキセットは会社の研修か東京の友人に会いに行った際に入手したと思われます。
封筒の中には過去に発行された①1967年1億人乗車、②1970年万博輸送3億人乗車、③1972年岡山開業、④1972年5億人乗車、⑤1974年開業10周年(前出)、⑥1975年博多開業、⑦1976年10億人乗車、⑧1978年博多開業3周年と⑨開業15周年の計9枚が入っていて価格は600円。また、封筒に書かれた発売元は日本食堂K.K. 帝国ホテル列車食堂K.K. K.K.ビュフェとうきょう 都ホテル列車食堂K.Kとなっています。
万博、岡山開業、博多開業などの出来事はいろいろと記憶に残っていますし、この発売元の名称やK.K.という表記も今は懐かしいですね。

25周年の際にJR東海がくれたオレンジカード
25周年(1989年)の頃はもう「JR東海の新幹線」。私も結婚して子供もいましたが、家人の実家が東京で私の両親も東京に居たので、里帰り旅行の際か、偶々私が出張で乗車した際に、絵葉書(0系、100系、リニアモーターカーイラストのセット)とアンケートのおまけとして写真のオレンジカードと特急券の割引券を貰っています。
このオレンジカードの図柄は100系ですが、当時はまだまだ100系は増備途中で0系、100系混在の時代でした。もちろん予約時には100系を狙う訳ですが、到達時間はともかく、足のせのあった座席、食堂車やカフェテリアなど、個人的には100系が歴代の新幹線車両の中でもベストの車両だったと思います。一方の0系の東海道新幹線引退は1999年9月18日で、こちらは開業から35年間活躍したということになり、今の短い車両サイクルとは大きく異なりますね。
新幹線電車そのものにはあまり旅情も感じないのですが、こうして〇〇周年を振り返ると自分自身の「あの頃」を思い出します。新幹線60周年は自分自身の歴史が新幹線の歴史と重なる部分があることを改めて感じさせてくれました。