列車の向かって右手、彼岸花の右後ろの耕作放棄地には背の高い雑草が・・・
快晴の27日、近鉄吉野線の壺阪山~市尾に黄金色の稲穂+彼岸花との組み合わせを狙って撮影に出かけてきました。本館の日付を見てみると9年振りの再訪ということになります。
もちろん黄金色の稲穂も彼岸花も見られて、むしろ彼岸花は天候のせいか今年の方が綺麗だったぐらいですが、何といっても驚いたのは耕作放棄地が増えたこと。上のリンクで9年前に撮影した場所も、今は1m以上はあろうかという雑草で埋め尽くされて、彼岸花どころではありませんでした。
とはいえ、久しぶりの吉野線、爽やかな秋風の中、集落の中の細道をぶらぶら歩いているうちに撮影場所も見つかって、なんとか目的の写真を撮影して帰ってきました。
昨年から今年にかけてはコメ不足で、日本の農業の行く末に不安を感じた人も多かったと思いますが、担い手不足による耕作地の減少はもちろん、日本の原風景でもある田圃の四季が見られなくなるのも副次的なものとはいえ残念なことですね。