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俯瞰景観3点


五老ケ岳から見た舞鶴

 先月は高さ296mの横浜ランドマークタワーに上ったのですが、今回は京都府北部の自然景観が俯瞰できる場所を訪問してみました。
 先ず、舞鶴の五老岳から。 ここは東舞鶴と西舞鶴のちょうど中間あたりにあり、国道27号線から2.8km、車で5分程で到達できる山上の五老ケ岳公園から美しい舞鶴湾の風景が一望できます。 
 この山頂公園の標高は300.6mで、山頂の展望台からでも写真の風景が楽しめますが、隣接する高さ50m(展望台は高さ28m)の五老スカイタワー(大人200円)に上がるとさらに視界が広がり、東舞鶴港自衛艦なども良く見えるようになりました。 


兜山から見た久美浜

 2点目の兜山は久美浜湾の東南にある低山で、北を見ると久美浜湾と日本海、それらを隔てる砂州である小天橋が、西南には久美浜の街並みを望むことが出来ます。 兜山は標高191.7mで私は山裾北側のかぶと山キャンプ場の方から登山道を一汗かいて登ったのですが、地図で見ると狭い道だとは思いますが東の久美浜町甲山から車でも上がれるようです。 
 因みに砂州の小天橋は写真左手にある水戸口と称する水路で日本海と繋がっていて、久美浜湾は湾とは言うものの実際には汽水性の潟湖です。


丹後半島最北端の経ケ岬灯台から見た柱状節理の海岸線

 最後は丹後半島最北端の経ケ岬。 国道176号線から1km程入ったところに駐車場があり、展望台や灯台にはそこから徒歩となります。 駐車場の標高は93m、展望台のある半島頂上は201m、灯台のある場所は145mで、今回は展望台と灯台の分岐点から見えた展望台に延々と続く階段に恐れをなして灯台に行くことにしました。 
 この経ケ岬灯台は平成20年に近代化産業遺産に登録されており、明治31年(1898年)に「近畿地方唯一の第一等フレネルレンズを使用、回転をスムーズにするためにフランス人考案の水銀曹式回転機構を輸入した第一号の灯台」(説明版)だそうです。 富国強兵・海運助成事業の一環として設置されて以来121年、日本海の船の安全を見守り続けているわけですね。