
さだまさしの歌が頭の中に響き渡る。。。
せっかくなので風景の写真も少しアップしておきます。上の写真は富良野から車で30分程の麓郷にある麓郷展望台から見た景観で、「日本農村百景」に選ばれているそうです。 この麓郷は脚本倉本聰、主演田中邦衛のTVドラマ「北の国から」の主な舞台となった地で、このドラマのお蔭もあって富良野は一気に知名度があがりました。 麓郷には今でもロケに使われた建物が観光施設として残っていて、私が訪問した日も平日であるにも関わらず、そこそこの数の観光客が訪れていました。
富良野近辺にはこの他にも、ドラマ「優しい時間」(主演寺尾聰)の舞台となった喫茶店「森の時計」、同じく「風のガーデン」(主演中井貴一)など、倉本聰脚本のTVドラマとタイアップした観光施設があり、ラベンダーと合わせて今や北海道でも屈指の観光地になっています。 それぞれのスポットが魅力的であることはもちろんですが、宿泊施設とかレストラン、観光客向けのショップ、交通機関、さらには人的なサービスが総合的にプロデュースされているのが素晴らしく、「富良野」が一種のブランドとして定着していることに感心した次第です。 翻って寂れる一方の地元大津市を考えると本当に寂しいなあ。。。

早朝の雲海テラスから。地表気温が上がる前の早朝だけ、しかも確率は30%程とか。
さて、富良野から列車で移動したトマムでは雲海テラスに上がりました。 トマムはアルファリゾートとして開発され、今は星野リゾートとなっている施設で、雲海テラスというのはタワーホテルなどがある場所(標高600mぐらい)からさらに500m程上のトマム山山頂に近い、ロープウエイの終点にある展望台で、運が良ければ雲海が見えるというオヤジギャグのような場所です。 今回の北海道旅行は天候がイマイチでしたが、その代わり雲はあるという訳で、とりあえず4時に起きて4時半の始発バスでロープウエイ駅に直行、写真のように「雲の上はお天気」とはならなかったものの四日ぶりの雲海を見ることが出来ました。
雲海テラスで少し驚いたのは、女性を含む高齢者の写真ファンが大勢いたことで、首から一眼レフを何台もぶら下げたおばさんもゾロゾロ。 私も一応デジイチも持っていきましたが、あの気迫と根性には完敗です。。。