
猛暑と天候不順でイマイチ鉄道写真という雰囲気でも無かったのですが、うかうかしていると実った稲穂が刈り取られてしまうので、今回は「びわ湖鉄道歴史研究会」で勉強中の近江鉄道まで鉄道写真の撮影に行って来ました。
近江八幡駅でJRから乗り換えて近江鉄道改札口に向かうと、なんと有人出札窓口の中に硬券用乗車券箱(硬券乗車券を行先別に保管してある棚)があるではありませんか! 右隣には自動販売機もあったのですが、もちろん有人窓口で市辺(いちのべ)まで硬券を発券してもらいます。
名松線の様に駄目と言われるケースもあるので一応写真に収めておく
撮影場所については沿線に2〜3箇所当たりをつけておいた場所があったのですが、今回は黄金色の稲穂と太郎坊宮との組み合わせを狙って市辺に向かいます。 駅に下りて直ぐにある墓場と、電車が見えなくなるほどの背丈の線路際のトウモロコシ畑に一瞬焦ったものの、しばらく歩くと黄金色に実った稲穂が広がって一安心。 ところが電車が来ると線路際の雑草で足回りが殆ど見えない状況でこればかりはどうしようもなく、撮影成果としては今一つだったのですが、硬券の切符も入手できたのでとりあえずこの日は良しとすることにします。

画面右手、山の中腹に建物や鳥居が見えている所が太郎坊宮
兎に角線路際の雑草が凄い
魅力的な車両とは言い難いが、贅沢を言えるような経営環境ではなさそうだ
今まであまり関心の無かった近江鉄道ですが、沿線は幸か不幸かそれ程新興宅地化されている訳でも無く、金、土、日曜日であれば880円で全線乗り放題というおトクな切符もあるので、これからは時々訪問してみることにしたいと思います。